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岩手県・奥州【ファーメンステーション】奥州サボン リッチ[しっとりタイプ] rakra3-4月号掲載商品

¥2,200 税込

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奥州市胆沢で栽培された無農薬・無化学肥料の玄米を麹と酵母の力で発酵させた米もろみ粕を配合。さらに、オレイン酸をたっぷりと含んだカカオ脂をベースにアルガンオイル、茶実油などの厳選した保湿成分を加え、泡だちが良く、保湿力が高い洗顔せっけんです。

内容量/70g

使用目安:洗顔のみ/2~3ヶ月、全身/1ヶ月程度お使いいただけます。

原材料:水、カカオ脂、ヤシ油、コメヌカ油、水酸化Na 、オリーブ果実油、スクワラン、(アスペルギルス/サッカロミセス)/コメ発酵粕、ホホバ種子油、ツバキ種子油、アルガニアスピノサ核油、チャ実油

使用上の注意
・本品には米由来の成分が含まれていますので、米アレルギーの方は使用しないでください。
・お肌に異常があるときや、お肌に合わないときは使用を中止し、専門医にご相談ください。
・本品は食べられません。
・用途以外には使用しないでください。
・洗顔の際、目に入らないようご注意ください。もし眼に入ったときはすぐに洗い流して下さい。
・目に異物感が残る場合は、眼科医にご相談ください。
・お肌に傷・はれもの・湿疹などがあるときの使用はお控えください。
・乳幼児の手の届かないところに置いてください。
・天然成分を配合していますのでお早めにご使用ください。
・自然の原料を使用した手作り品の為、生産によって色や形などにムラ等がある場合、また、時間の経過・乾燥等によって変形することがございますが、品質には問題ございません。
・極端に高温または低温の場所、直射日光のあたる場所には保管しないでください。

企画発売元:ファーメンステーション

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有機玄米から始まったサスティナブルせっけん
リッチな泡立ちで滑らかに洗い上げる

セレクトショップで人気のスキンケアシリーズ「奥州サボン」。「ファーメンステーション」が手がける洗顔せっけんで、3種類あり、肌質や用途によって使い分けることができる。どれももこもことした泡立ちで、心地よい洗い上がり。ほんのりと米の香りがするのが特徴である。

それもそのはず。奥州サボンの原料が日本有数の米どころ・岩手県奥州市胆沢地区の専用水田で栽培された有機玄米だからだ。
「農事組合法人アグリ笹森」(織田義信組合長)が有効活用されていない休耕田で無農薬・無化学肥料の玄米を栽培し、それをファーメンステーションが発酵させてエタノールをつくるときに出る米もろみ粕をせっけんにする。

この米もろみ粕を鶏の餌の一部にしているのが、「まっちゃん農園」の松本崇さんだ。さらにその松本さんの鶏舎から出た鶏糞を肥料としているのが「農家民宿まやごや」女将・及川久仁江さんである。
 このサスティナブルな取組を支えるファーメンステーションの酒井里奈さんは「未利用資源を活かした国産エタノールを製造したい」という願いを持っていたという。そこで知り合ったのが奥州市の農業の未来を考えていた織田さん達だった。共に「人とものをつなげ、100年先も持続可能な農業を」という思いが形になったのが奥州サボンである。

「奥州サボン」にかかわる皆さん。右から農事組合法人アグリ笹森組合長・織田義信さん、ファーメンステーション代表取締役・酒井里奈さん、農家民宿まやごや女将・及川久仁江さん、まっちゃん農園代表・松本崇さん。

米を通して、人とものが出会い 持続可能な農業を確立する

「奥州サボン」の原料となる有機玄米を栽培するのが、岩手県奥州市の「農事組合法人アグリ笹森」である。奥州市は岩手県を代表する米どころだが、米価格の下落、後継者不足による休耕田の増加などの課題を抱えていた。これを解決できないかとアグリ笹森の組合員達は模索していたという。
 織田さんは、当時を振り返る。
 「もともと、1990年代後半から農家による勉強会が開かれており、1999年に当時の胆沢町(現・奥州市)が農業者アカデミーを立ち上げ、大学の先生を招いて農業のあり方について勉強したり、話し合いをしたりしていました」
 このアカデミーには、「農家民宿まやごや」の及川久仁江さんも参加していた。
 その中で「米をバイオ燃料に変える」という話題があり、具体化できないかと市役所に打診。当時の市役所の地域エネルギー推進室にいた村上幸男さんは、東京農業大学応用生物学部醸造科学科を訪ねた。これをきっかけに「ファーメンステーション」の酒井さんとの出会い、2010年からスタートした奥州市の実証実験「米からエタノールと餌をつくる地域循環プロジェクト」につながっていった。

アグリ笹森の織田さん達がアクションを起こし、ファーメンステーションの酒井さんと出会うことで「奥州サボン」が生まれた。

有機玄米を麹と酵母で発酵させる。これを蒸留してエタノールを精製する。

2012年、織田さんたちは、休耕田を活用した地域循環型社会の構築を目指して「マイムマイム奥州」を設立。主なメンバーは織田さんと酒井さんのほか、及川さん、「まっちゃん農園」の松本崇さん達だ。

農家民宿まやごやの及川久仁江さんとまっちゃん農園の松本崇さん。

有効活用されていない休耕田で育てた有機玄米からつくったエタノール、エタノールの発酵粕である米もろみ粕は、奥州サボンなどのスキンケア商品に加工される。
 その米もろみ粕の一部を採卵鶏のエサとして利用しているのがまっちゃん農園の松本さんだ。まっちゃん農園は松本さんの父親が、アイドルグループTOKIOの番組を見て、「自分もDash村をつくりたい!」と一念発起して始めた鶏舎である。父親の思いも受け継いだ松本さんは、鶏が自由に歩き回れるように平飼いし、地元の米や麦、野菜などと一緒に米もろみ粕を与えている。
 「ニワトリちゃんが食べた餌は、卵にも影響するのです。だから、私たちが食べて安心できるものを与えています」と松本さん。
 その卵はきれいなレモンイエローをしていて、ふっくらと盛り上がっている。季節によって与える野菜が異なるため、黄身の色が変わるという。
 その卵を使っているのが農家民宿まやごやの及川さんだ。
 「松本さんの卵でシフォンケーキをつくり、鶏舎から出た鶏糞を肥料にして野菜やひまわりを育てています。ヒマワリの種からひまわり油を採っています」

松本さんの卵と、及川さんの手づくりマフィン。

及川さんは、30代の頃から「農村でシンプルに生きていくことが持続可能な社会をつくる」と考え、農村再生に人生を賭けて取り組んでいる。
 アグリ笹森からファーメンステーション、まっちゃん農園、まやごやへとつながる。
 酒井さんは「私たちは100年後の農村のあり方を考えています」と話す。
 休耕田を活用し、人とモノが循環することで、100年先1000年先もまちが生き続けることができるという。「都市とともに生きる農村」のひとつのかたちが「奥州サボン」である。

「マイムマイム奥州」の循環図。

株式会社ファーメンステーション
〒130-0005
東京都墨田区東駒形2-20-2
TEL / 03-6206-9485

奥州ラボ:岩手県奥州市江刺岩谷堂字下苗代沢573
TEL/FAX 0197-47-5917
*「マイムマイム奥州」のお問い合わせも奥州ラボへ

https://fermenstation.co.jp

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