ねこがモチーフの南部鉄瓶

岩手県奥州市水沢羽田にある「南部鉄器工房 村咲」では、手作業で南部鉄瓶を製作している。「ねこ」は摘みにねこをあしらったデザイン。肉球の文様とのコントラストは目にも楽しい。

ちょっぴり贅沢なひとときを

鉄瓶で沸かしたお湯は、鉄分が溶けこんだり口当たりが丸くなったりと長所がいろいろ。ガス火、IHでも使用可能だ（使用は弱火～中火で）。

工房紹介

岩手県奥州市水沢羽田にて、伝統技法を用いて焼型の南部鉄瓶を製作、販売しております。
鋳型の製作から鋳込み、着色まで、すべての工程を手づくりで行っております。
昔ながらの伝統技法を用いながら、可愛らしく、手づくりならではの温かみを感じていただけるような鉄瓶を目指し、日々製作に励んでおります。
鉄分補給にはもちろん、焼型の南部鉄瓶は比較的軽く、取り回しやすいのも特徴です。
修理等、アフターケアもしっかり承らせていただきます。
普段の生活にちょっぴりの贅沢を。

南部鉄器工房 村咲
〒023-0103
岩手県奥州市水沢羽田町駅南1-256
TEL　080-5578-4751
mail　namazu.m8301@gmail.com

鉄瓶を取扱う上でのポイント

◆使う前のお掃除

はじめて使う際には、鉄瓶の半分ほどお水を入れ、ティーパックか茶巾にくるんだ煎茶を直接鉄瓶の中に入れ、蓋をしてとろ火で20分ほど沸かして下さい。煎茶のタンニンが鉄と結びついて、錆止めと匂い消しになります。沸かし終えたらお茶は捨てて、軽く濯いでからはじめてお湯を沸かして下さい。沸かしたお湯を使い切ったら、蓋を開けておいてください。本体が熱いので、水分は全て蒸発します。


◆お手入れについて

鉄瓶は洗剤やスポンジで洗う必要はありません。鉄瓶の内側は触らないようにしてください。錆止めの加工として、素焼きして酸化被膜をつけておりますが、使っているうちに内側、蓋の周り、注ぎ口の周りは絶対にサビが出ます。身体に害はありませんので、気にせずにそのままお使いください。

◆使用時の注意

本体も蓋も持ち手も熱くなりますので、使う際には手ぬぐいやミトンなどをご用意ください。沸かす際には蓋を少しずらしておくと吹きこぼれを防げます。くれぐれも火傷にはご注意ください。


◆使用後の扱い方

使い終えたら蓋を開けておいてもらえれば、真っ赤に内側全体がサビるということはありません。沸かしたお水に色がついたり、サビっぽい味がしても、また煎茶を沸かしてもらえれば落ち着きます。修理も出来ますので、気になった点がありましたらお問合せください。